TimesTenとSNMP
TimesTenでは、SNMPを介して問合せや制御を行うことはできません。TimesTenで行うのは、ユーザーのリカバリ・メカニズムを簡素化するため、特定の重大なイベントに対してSNMPトラップを送信することのみです。TimesTenでは、次のイベントに対してトラップを送信できます。
- 表明(アサーション)障害
- デーモンの停止
- データ・ストアの無効
- トランザクションのレプリケーション障害
- データ・ストアの領域不足
- トランザクションの自動リフレッシュ障害
- レプリケーションの競合解消
- ファイル書込みエラー
こうしたイベントが発生すると、TimesTenデーモンによってログ・エントリも書き込まれますが、これらのエイトリをSNMPトラップを介して公開することで、ネットワーク管理ソフトウェアで迅速な処置を行うことができる場合があります。